まちづくり 夢を形に 未来へと【福山市立大学生による紹介レポート⑤】

2025年01月10日 掲載
登録団体紹介

福山市立大学都市経営学部では「都市社会実践演習」という授業(担当:宮前良平)でまちづくりサポートセンターに登録している団体に取材に行ってきました。今回は学生からの報告第5弾です。

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私たちは福山市立大学都市経営学部開講の都市社会実践演習の受講生です。授業の一環で、iti neighborsの代表である瀬戸房子さんとiti SETOUCHIを運営する福山電業の代表でありながら、iti neighborsにも所属している島田宗輔さんにヒアリングを行いました。

成り立ち

「iti SETOUCHIとは」
1992年に開業した福山そごうが閉館後、福山市が建物を買い取り民間企業に事業を委託し営業を開始しました。しかし、営業不振と建物の老朽化により撤退後「廃墟があると町が廃れていくため何かしなくては」という思いでリノベーションを行いiti SETOUCHIをオープンしました。
「iti neighborsとは」
「みんなの希望をつくる場所」をコンセプトとしたiti SETOUCHIを拠点に福山駅周辺で市民活動を行う団体がiti neighborsです。人と人とが繋がり多様な考えで対話し、「やってみたい」「こうだったらいいな」など自発的な活動の実現を通して、住みやすい社会の形成に役立つことを目的としています。すでに地域にあるけれどまだ知られていないおもしろいものを見つけたい、作り出したいという思いで活動されています。

活動内容

iti neighborsの具体的な活動内容として、iti SETOUCHIの遊び場づくりや本棚づくり、市民の困りごとをまとめた小冊子の作成、2024年の福山市議会議員選挙の際には投票率を上げるための取り組み、つれのうてNIGHTなど様々な活動が行われています。
つれのうてNIGHTは肩書きを気にせずに対等な立場で話したいことを持ち寄る対話の場です。福山市まちづくりサポートセンターで始まった取り組みで、市内5か所で開催されており、iti SETOUCHIでは毎月11日、夜に開催されています。

ヒアリングを通して感じたこと

今回インタビューを行ってみて「責任を伴うが、だからこそ楽しい」という思い、「自分も楽しみながら人も幸せにする」そんな活動が印象に残りました。実際に施設を案内していただいた時に、わくわくするような場所だと感じました。貴重な時間をありがとうございました。

 

iti_neighbors(イチ ネイバーズ)
iti neighbors(イチ ネイバーズ)(@iti_neighbors)

福山市 まちづくりサポートセンター

福山市まちづくりサポートセンターでは、「集う」「つながる」「学ぶ」「はじめる」の4つの視点で福山市の市民活動をサポートしています。

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