憩いの場 子どももママも 育つ場所【福山市立大学生による紹介レポート④】

2023年11月22日 掲載
登録団体紹介

福山市立大学都市経営学部では「都市社会実践演習」という授業(担当:宮前良平)でまちづくりサポートセンターに登録している団体に取材に行ってきました。今回は学生からの報告第4弾です。

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こんにちは!私たちは福山市立大学都市経営学部の3年生です。授業の一環でNPO法人mamanohibiさんにお話を伺ってきました。

mamanohibiは福山市を拠点として子育て支援活動をするNPO法人です。 福山市東部にある子育て支援施設「ママヒビハウス」に集まるママや子どもたちの日常を情報発信しながら、それぞれのママさんが気軽に立ち寄れるような憩いの場を設けています。 mamanohibiではママのつながりの輪を大切にしており、親しみを込めてママと呼び合っています。ママヒビハウスは古民家をベースとしており、どこか懐かしさを感じながらお話を聞くことができました。

私たちがmamanohibiさんにヒアリングに行こうと思った理由は、もともと全員が教育に興味を持っていて、それぞれが講義や身近な出来事により、子育てについてもっと知りたいと思っていました。そのため、多くのママさんの声を直接聞いてきたmamanohibi代表の井口絵海さんにお話を聞かせていただきました!

mamanohibiのコンセプトは、「みんなの子どもをみんなで守ろう」「子どもの笑顔はママのハッピーから」「1ミリのゆとりとやさしさを」の3つがあります。みんなの子どもをみんなで守るということは、子どもを持つ同じ境遇のママさんたちがお互いに助け合うことであり、今回訪問した時も、その様子が多く見られました。また、子どもが遊ぶ場所という役割以外にもママ同士が交流していることがmamanohibiの持つ大きな特徴であると言えると私たちは考えました。今回の訪問を通して気づいた、mamanohibiの「ここを推したい」という部分を2つ挙げたいと思います。

1つ目は井口さんをはじめとしたスタッフの皆さんが分け隔てなく話しかけてくださるため、利用者同士の交流の輪が自然とでき、初めてママヒビハウスに来た人でも輪に入ることができると感じました。ひとり家で過ごしているよりも、外に出てママヒビハウスの皆さんと顔を合わせ話をすることで、同じ親同士がつながり合い、支え合える関係性を築いています。

2つ目はママヒビ学校の存在です。ママヒビ学校では、子どもの興味を伸ばしたり、ママさんが子育て中にスキルを高めたりすることができます。ママそれぞれの強みを生かしてママヒビ学校の講師として活躍しています。

今回のヒアリングに行く前にインターネットでmamanohibiの情報をたくさん調べたのですが、百聞は一見に如かずという言葉があるように行ってみて初めてママさんたちの素敵な空気感を知ることができました。また、ママさんがその場にいた子どもたちのお世話を分け隔てなくしていた様子を見て、「みんなのママ・みんなの子ども」というコンセプト通りの関係が実現されていると感じました。子どもたちの元気な笑顔を見ることで私たちも元気をもらえました。

福山市 まちづくりサポートセンター

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